先天性臼蓋形成不全、股関節痛
2013年4月30日
70代女性
10年間、股関節の痛みに耐えてきた。
先天性臼蓋形成不全からくる痛みと診断され、去年手術をすすめられた。
手術はせず整体やカイロ、マッサージに通い続けたが良くならない。
今年2月にたまたま当院の前を通りかかり、施術を受けることに。
股関節周辺、臀部から大腿部にかけて痛い。歩行時痛みで足がうまくあがらないほど。寝ていても痛むことが多い。
右腕の芯がズーンと痛い。少しでもねじると肩甲骨の下部がビリッと痛い。
首をねじる可動が極端に少ない。
こちらで施術を受けるまで、マッサージに通い、痛むところは念入りにもみこまれたそうだ。
頸部から腰背部もびっくりするくらいガチガチ。軽いストレッチもできないほど。
全身の緊張をとり、少しづつ癒着と組織の潰れを取り除いていく。
数回の施術でご本人も効果を感じ、2か月間、約週2回のペースで来院される。
一進一退のときもあったが、今では、右腕や肩甲骨周辺の痛みはなくなり、臀部から大腿部の痛みもかなり軽減された。
全身の疲労、癒着だけでなく、長期間にわたって強くもみこまれたのもこの痛みの原因であったと思われます。
あまりにも不調箇所が多く、まだまだ痛みの完全除去とまではいかないが、
「痛みがなく歩けたり、痛みがなく寝れるのは何年振りです」。と喜ばれている。
また、ご本人がこの療法のことや、ケアの仕方をしっかり聞き入れ実践してくれたのも、非常に効果があったと思われます。